誰もが運命の人と結ばれる鍵を持っている!猫仙人とバリキャリ明美のスピリチュアルレッスン10

明美が自分の幸せを取り戻していく過程を通して

「自分を愛すること」

「自分を見つめること」

というのはどんなことなのか、少しでも身近に感じていただけたらなと思っています^^

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満たされた思い

ルナのはしゃぎっぷりは小さな女の子そのもの。

なんというか内面から若さ溢れるようにキラキラしています。

みていると明美はなんだか羨ましくなってきました。

(でも猫なんだよね?ルナって一体何者なんだろう??)

(そういえば・・・私・・・よくこのとんでもない状況を受け入れているわよね・・・)

(なんだか信じられないわ・・・・)

そんなことを思っていると、店員がフィッティングルームの前で脱ぎ散らかしたルナのSMチックな靴を整えながら

「あの、、、靴はどうされますか??」と聞いてきました。

明美はため息をつきながら

「この洋服に似合う靴はありますか?」とたずねると、茶色に赤いひもがアクセントのサンダルをもってきてくれました。

「ルナ、はいてみて」というと、一瞬目が「ゲゲゲの鬼太郎の猫娘」の爬虫類のような目になったかと思うと、「にゃん♪」と大きく一言。

明美は慌てて「しっぽ出しちゃダメよ!!」とルナに耳打ちすると、また人間の目に戻りました。

店員は不思議そうに二人をみています。

明美は薄ら笑いをうかべながら、

「素敵なサンダルですね~~~、やっぱりZA○Aさんはセンスが最高です!」

と早口に店員に話しかけ、いろいろごまかしている自分を滑稽だなと思いながら場をとりつくろっていました。

店を出るとルナがルンルンしながら3歩ほど前を歩いています。

ドロンジョの衣装を着ていなくても、このスタイルにこの美貌、、、多くの人がルナに注目します。

(なんだかこのアラフォー、ただでさえ色あせているのに、錆びついているようにみえるわ・・・)

と溜息をつきながら何気に横をみると小さなギャラリーが目に入りました。

案内板に書かれている素敵な女性の絵が気になって思わず立ち止まってしまいます。

(入りたいな、でもどうしよう??私、仕事さぼってこんなことをしていいのかな??)

明美はそんな思いになって迷っていました。

ルナは振り向きながら明美の様子を黙ってみています。

(止めておこう・・・・)

足が前に向きましたが、クルっと右にもどり、ギャラリーへと入っていきました。

たくさんの女性像が描かれています。

(なんて素敵なんだろう・・・)

(この表情・・・何を訴えているんだろう・・・・)

(綺麗・・・)

明美は夢中になってみています。

ルナは明美に話しかけることなく、見守るように少し離れて後ろから様子をみています。

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明美はギャラリーで販売されていたポストカードを3枚購入して外に出るとびっくりしてしまいました。

まだ16時前だと思ったのに、夕日が赤々としているからです。

「あれ?今何時???」と腕時計をみると、17時すぎになっています。

「もしかして2時間以上いたの?あっという間で信じられない・・・」そう明美はつぶやきました。

(あ~~~でも本当に本当にすっごく楽しかった!)

明美は忘れたいた心の底から満たされるような感覚にしばらく身を委ね、その感動を味わっていました。

赤い夕陽ってこんなに美しかったんだと明美はなんだかとても幸せな気持ちになっていました。

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「あっ!ルナは??あれルナどこ??」と我に返りキョロキョロすると10メートルぐらい離れたところで若い男と話しています。

「何しているの??」と明美が近づくきました。

20代前半であろうその男の出で立ちはチャラチャラし過ぎて、ダメ男オーラ全開です。

「誰この人?ルナちゃんの知り合い??」

とお前なんてお呼びじゃないぜといわんばかりの迷惑そうな顔をして言いました。

ルナは能天気に「この人がおいしいものを食べさせてくれるっていうのよ^^」と明美にいいます。

明美は

(さっきの感動した気持ちが吹っ飛ぶわ!)

とイラつきながら、ルナの腕をひっぱり、早足で歩き出しました。

「またねぇ~~~~~よしくん icon-heart-o ばいば~~~い♪」と手を振りながら笑っているルナ。

明美は一層早足でルナの腕を引っ張りながら、デパートの地下に入っていきました。

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 icon-external-link 誰もが運命の人と結ばれる鍵を持っている!猫仙人とバリキャリ明美のスピリチュアルレッスン11へ続く。

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